“Workspace ONE Intelligence の使い方を紹介するシリーズ”を立ち上げたいと思います。記念すべき第1回目の投稿としては、Workspace ONE Intelligence のレポート機能を活用して以下のお困りポイントに対処する方法をお伝えします。
あるアプリケーションのインストール状況を把握したい
把握したい背景の具体例としては、
・アプリケーションがライセンス更新時期なので、インストールされているアプリケーションの数を知りたい
・ある不具合を内包しているバージョンのアプリケーション利用者を特定したい
・ある脆弱性を抱えているバージョンのアプリケーション利用者を特定したい
などの理由があると思います。
こういった状況に Workspace ONE Intelligence のレポート機能が活用できます。参考例として、以下の図のように、アプリケーション名とアプリケーションバージョンでフィルタをかけることで、その条件を満たすデバイス一覧が表示できます。また、表示する項目もカスタマイズ可能なため、必要な情報のみをリスト出力することが可能です。
コンソール画面上に表示された一覧は、CSVファイルとしても出力可能なため、リストを必要としている方に、CSVファイルとして簡単に提供することもできます。また、スケジュールでの配信も可能なため、状況の推移を追跡したい場合は、毎週メール配信して状況を確認するといったことも可能です。
実際の設定イメージについては、以下の動画をご確認ください。
いかがだったでしょうか? Workspace ONE Intelligence のレポート機能を使うことで、簡単にあるアプリケーションを利用しているユーザ数、特定のバージョンを利用しているユーザ数などを簡単に洗い出すことができます。
担当:L