“Workspace ONE の中枢である Intelligent Hub を紹介するシリーズ”の2回目として、Intelligent Hub のアプリカタログについてお届けします!
アプリカタログとは
その名の通り、アプリのカタログです。(元も子もない😯)
ただし、アプリと言ってもデバイスにインストールするようなTwitterアプリのようなものだけではなく、SaaSに対するSSOにリンクなアプリであったり、HorizonのVDI/RDSHな仮想アプリも含まれます。
どうしてカタログに全部表示できるの?
良い質問ですね!
カタログに全部のアプリを表示できる理由は、Workspace ONEにはWorkspace ONE UEM以外にもWorkspace ONE Accessが含まれているからです。
Workspace ONE のおさらい
ここで、簡単にWorkspace ONEの関係図を書いてみました。
カタログの観点でWorkspace ONE UEMには、AirWatch Catalogというアプリカタログの提供があります。これは、実際にはWebアクセスでアプリをインストールできるカタログです。
Workspace ONE は UEM だけにあらず
一方、Workspace ONE Accessは、SaaSやHorizonへのアクセスなどに対するSSOの基盤で、そのカタログが提供されています。そういえば、Horizon Application Managerであったり、Identity Managerという名前でしたね。
ということは…?
合体させてしまえばいいわけですね!
ということで、Workspace ONE AccessとWorkspace ONE UEMの二つを統合します。そして、Intelligent Hubの表示をWorkspace ONE Accessベースに行います。
すると、Workspace ONE UEMで配布設定を行ったデバイスに則したインストールするタイプのアプリ、Workspace ONE AccessでSSO設定を行ったSaaS、Horizonなどの両方の入り口として機能することになるわけです。
Workspace ONE Accessを統合しているという点で、すでにお気づきかも知れませんが、第1回で紹介したIntelligent Hubに含まれている人物検索も、この統合で実現しています。
最近では、Workspace ONE Accessに内包されるHub サービスというサービスを有効化して、Intelligent Hubに各サービスを表示することが推奨されています。(※ Hubサービスの有効化は必須ではありませんが、有効にしていると、このシリーズで紹介しているような機能を利用者へ提供することができます)
Hub サービスについては、別の機会で紹介できればと思います!
まとめ
Intelligent Hubのカタログ = Workspace ONE UEM のカタログ + Workspace ONE Access のカタログ (+ Hub サービス)
これでWorkspace ONEの50%を知っていると言っても過言ではありません。是非、お知りおきくださいませ!
Intelligent Hubシリーズの次は何にしようかな…。